TDM Transportation Demand Management by kxo18838

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									                       TDM 交通需要マネジメント
                       Transportation
交通計画(8)
                       Demand
   交通需要マネジメント          Management




交通需要マネジメント導入の背景          TDMの考え方
道路整備が増加する需要に追いつかない
                                       環境制約
自動車による環境汚染
                       需要(都市活動)   供給(交通システム)
自動車交通事故の増加
公共交通の衰退
渋滞による経済ロス

                        従来のアプローチ          新しいアプローチ
                        (需要追従型)           (需要・供給・制度統合型)
                                               参考:太田勝敏
                                               交通需要マネジメント施策の動向




                        交通需要マネジメントの内容
TDMとは?
  車の利用者の交通行動の変更を促すこ
 とにより、都市や地域レベルの道路交通混
 雑を緩和する手法
 道路を中心とする交通施設整備の限界
 公共交通の促進




                                                                 1
①経路の変更                                      ①経路の変更
  道路交通情報などにより、混雑地域の交通量が
  分散。道路交通情報や駐車場情報などの適切な                       道路交通情報システム
  提供により、運転者に無駄な走行を減らしたり、
  最適なルート選択が可能。




                                                                Road traffic information



                         駐車場案内システム




②手段の変更                                    ③自動車の効率的利用
                                              車1台あたりの乗車人員を増やすことにより、全体の自動車台数を
  駅前広場の整備、バスレーンの設置など公共交通機関                    減少させようとするもので、乗用車やバンを使用するカープール、バ
  を使いやすくすることにより、自動車交通量が減少。                    ンプール、企業が運行するシャトルバスによる相乗り
                                              相乗り車を優先する駐車場や優先レーンの整備
  都市外縁部で車から公共交通機関に乗り換えてもらうも                   物流でも貨物車の積載率を高めるため、共同でトラックを使用したり、
  ので、パークアンドライド、パークアンドバスライド                    物流拠点の整備、荷捌きの自動化・情報化などにより効率的な輸送
  乗り換え地点での駐車場整備や公共交通機関の整備
  自転車道や歩道の整備により自転車・徒歩での移動を                  Carpool parking
  推奨
  特定地域や道路において公共交通や、自転車・徒歩を優
  先させるものもあります。                           Carpool lane




 ④時間の変更                                      ⑤発生源の調整
 ピーク時間に集中する交通を、フレックスタ                           住宅地と職場を近接して建設したり、自宅
 イムや時差通勤などにより他の時間帯に                             あるいは郊外のサテライトオフィスなどでイ
 移動                                             ンターネットや電話などの通信手段を活用
          Traffic capacity     分散               して仕事をすることで、都心までの長い距
                             Traffic            離を移動しないことで交通量を減少させる。
                             density




                             Time zone




                                                                                           2
1.時間の変更(時差通勤)                           [広島市]                             2.経路の変更                        [浜松市]
広島市では、平成7年より国の交通対策本部申合せを受け、官                                             浜松市では、平成9年に車を利用する通勤者に通勤ルートを変更して
公庁職員のほか、民間企業も含めた時差通勤が浸透しつつあり                                             もらい、渋滞緩和状況を把握する通勤経路変更実験を行いました。
ます。導入後、ピーク時の交通量がやや平準化し、最大渋滞長                                             その結果、以下のような渋滞緩和効果があり、本格実施に向けた検討
についても平成6年の5.8kmから平成9年には3kmに減少してい                                         が進められています。
ます。                                                                      《実験結果》
    《西広島バイパス入口交差点の10分間交通量の推移》

                                                                         《通勤経路の変更》




    国土交通省道路局HP: http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/tdm/Top03-01-04.html            国土交通省道路局HP: http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/tdm/Top03-01-04.html




3.共同集配                        [福岡市]                                       4.交通情報の提供                             [広島市]

福岡市天神地区では、平成6年から35社の事業者からなる「天神                                           広島市では公共交通機関の利用
地区共同輸送株式会社」により共同集配が行われています。                                              促進のために、路面電車やバス
地区内に49箇所(平成13年時点)の専用駐車スペースを設け、専                                          等の運行状況等の情報を提供し
用車両により荷さばきが行われています。                                                      ています。
                                                                         ●移動体インテリジェントロケーシ
                                           集配センターの位置図                    ョンシステム
                                                                          超低床式路面電車「グリーンムー
                                                                          バー」※の車両に位置情報装置と
《共同集配システムによる効果》                                                           通信装置を搭載し、その情報をリ
                                                                          アルタイムに収集しています。こ
                                                                          の情報を用いて車両の位置や到
                                                                          着予測時刻の情報をインターネッ
                                                                          トや携帯電話等を通じて提供して
                                                                          います。また、路面電車のほかに
                                                                          長距離バス(広島~松江間)の位
                                                                          置情報等の提供も開始していま
                                                                          す。
    国土交通省道路局HP: http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/tdm/Top03-01-04.html            国土交通省道路局HP: http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/tdm/Top03-01-04.html




5.手段の変更(パーク&バスライド)                                   [金沢市]
 金沢市では、郊外の商業施設等の駐車場でマイカーからバ
 スに乗り換えて都心に通勤する「K.Park」と呼ばれるシステム
                                                                              いろいろな TDM 政策
 を平成8年度から実施しています。平成5年の試行実験では、
 5分から10分程度の所要時間短縮効果がありました。                                                  リバーシブルレーン
                                                                            時間帯に応じて中央のレーンが変化する.
                                                                            ノーマイカーディ
                                                                            決められた日にマイカーの利用を自粛.
                                                                            共同輸配送システム
                                                                            荷物を同じトラックで運ぶことで輸送効率を上げ
                                                                            る.


    国土交通省道路局HP: http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/tdm/Top03-01-04.html




                                                                                                                                                       3
  ロードプライシング
   一定のエリアに進入する際に料金を払うシステム                          高度道路交通システム (ITS)
   ロードプライシングは、都市内における渋滞緩和等を目的として1975               Intelligent Transport Systems
   年にシンガポール、2003年3月にイギリスのロンドンにおいて導入さ
   れている施策
                                                  道路交通情報通信システム (VICS)
                                                  公共車両優先システム (PTPS)
                                                  バスロケーションシステム
                                                  スマートウェイ



                                                  様々な交通需要マネジメ
                                                  ント施策が展開中




  自動車及び駐車場に関わる情報通信システム
1970 日本情報交通道路センター(JARTIC)にて渋滞情報などの提供開始

  VICS                ETC




•現段階で最も有力な情報通信システム      •   ETCによる駐車場の料金収受
•携帯電話などからの情報提供          •   身障者区画の予約・本人確認(実験段階)
                     出典: 財団法人 道路交通情報通信システムセンター
                         財団法人 道路システム高度化推進機構




                                                                                   4

								
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